13参りとは江戸時代からあって厄年の満13歳の男女が、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に行き参拝する行事の事です。
関西地方では13参りすることは伝統的な行事のため現在でも毎年に行われています。
関東地方でも一部の地域で行っていますが、まだ知らない人はとても多いです。
江戸時代から続いてる伝統的な文化で、基本的な作法や振り返らないマナーがあることはご存じでしょうか?
今回は「13参りの作法や振り返らないマナーは?お金はいくらかかる?」と題してお送りしていきます。
Contents
13参りの作法は?
13参りの参拝には、伝統的な作法があります。
江戸時代の作法は子供たちに、厄祓いのために大人の着物を着せて祝うのが習慣でした。
ですが、現在の13参りは子供に合わせた着物を身に付けてお寺に行きます。
4月13日〜5月13日の間に行うことが一般的に行うことが多いです。
漢字1文字を奉納する?
13参りに参拝するときは、漢字1文字を用紙に書いて奉納します。
奉納する際は好きな漢字で全然構いませんが、なるべく「知」や「幸」などの漢字のほうが良いです。
子供の成長を祝う伝統的な行事ですので、知恵や幸福になりそうな漢字にしましょう。
13参りは振り返らない
関西地方では、13参りが終わるまでは絶対に振り返らないとされています。
昔から現在までの習慣で、振り返ってしまったら「知恵」や「幸福」が逃げてしまうとされているからです。
特に京都では、振り返ってはいけないと習慣がとても強いとされています。
13参りが振り返えってはいけない理由は?
13参りでは、法輪寺(ほうりんじ)の渡月橋(とげつきょう)を渡るまでは絶対に振り返ってはいけないという言い伝えがあります。
関西や特に京都の人たちの中では「この先強い心を持ちなさい」という意味で子供たちに振り返えらせずに橋を渡ってもらうようです。
振り返らせないようにしてるのは、子供たちの今後の幸せを祈って行っているようです。
13参り参拝料金はどれくらい?
13参りに参拝する料金は、5,000〜13,000円程度です。
参拝する料金のことを初穂料(はつほりょう)と呼びます。
13参りの時に初穂料をそのまま渡すことはできないです。
ちゃんと白い無地の封筒の中に、初穂料を入れて渡すことで参拝することができます。
13参りお祝いに送る金額はどれくらい?
13参りのお祝いに送る金額は5,000〜10,000円です。
お祝い金を送る際には、現金をそのまま渡すのはやめたほうが良いです。
お渡しする際は、紅白の蝶結びののし袋に「祝十三参り」と書いて渡します。
13参りの作法やマナーについてまとめ!
「13参りの作法や振り返らないマナーは?お金はいくらかかる?」と題して紹介させて頂きました。
江戸時代から始まってから現在の関西中心に13参りが行われています。
子供たちに着物を着せて、一緒に参拝できることは楽しいことですよね!
この記事を読んで13参りの作法や振り返らないマナーについて知っていただけると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。